建築業界
高知県での経営改革業務が一段落し、毎週通っていた高知への出張も月に一回から二回程度になりました。そうなると横浜や東京を中心とした首都圏での仕事も受けられるようになるので、久し振りに営業をしました。果たして私のことを覚えていてくれているのか不安がいっぱいでしたが、名前の珍しさやキャラクターのお陰もあり、忘れられているのでは?という不安は杞憂に終わりました。
以前勤めていた法人の時から親しくお付き合いさせていただいている方から、特養の新規立上げ支援のご紹介をいただきました。その法人さんでは2件目の特養とのことですが、人材不足ということもあり立ち上げを推進できる人材がいないとのことでした。先方の理事長さんともお会いしプレゼンテーションも無事に終わり、あとは業務委託契約を残すのみとなったところで思わぬ展開を迎えることになりました。
建築関係の入札を行ったが不調に終わったとの連絡。理由は建築単価の高騰と人材不足により職人さんが集まらず、指定の工期がクリアできないとのこと。ご連絡をいただいた後、私自身もAランクの建築会社を経営している知り合いの社長さんや日本屈指の建築会社の知り合いに状況を確認しましたが、現況で入札できる業者は皆無だと言われました。ある最大手の会社からは1年半くらいはこの規模の受注は受けられないとの回答もありました。
物価の高騰は多方面で実感することもあるし、人材不足も医療や介護業界では痛感する日々を過ごしていますが、建築業界も大変なことになっていました。果たして今後、特養の立ち上げはどうなってしまうのか。